労働時間が12時間となると、1日の半分以上の時間を仕事に使っていることになります。
睡眠時間や通勤、準備などの時間を考えると、自分のために使える時間なんてほとんどないようなものです。もっと自分の時間を増やしたくないですか?正直言って、人生損してますよ。
1日の自由な時間が1時間増えるだけで、1年間で365時間も自分の時間が増えるんです。10年間なら3650時間。20代から60代まで働くとすれば、40年間で14600時間にもなります。
たった1時間も積み重ねればこんなに巨大になるんです。毎日定時で帰れる仕事なら、8時間労働なので、単純計算で4時間も増えることなります。
14600×4=58400時間。こんなにも人生で損してもいいんですか?
残業している時間がお金に変換されているならまだマシです。残業代が出ていないサービス残業であれば、これほどの時間をサービスしているんです。もっと違う選択肢を選ぶべきだと思いますよ。
今回は12時間労働の仕事を辞めたい人が、転職を考えるべき理由について詳しく見ていきたいと思います。
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12時間労働の仕事を辞めるべき理由とは?
毎日12時間労働しても給料は変わらない
12時間労働している人は1日に4時間残業している。月に出勤する日が20日として、80時間の残業。残業時間80時間では、残業代が出ない会社がほとんどです。
私は以前IT業界で働いていたのですが、噂通りの長時間労働の業界。
残業時間を自慢し合うように、100時間以上の残業をしている人たちで溢れかえっていました。労働基準法で定められている限界値を超えないラインにだけ気をつけていただけで、残業代は発生していなかった記憶があります。
これだけの残業をしているのにお金をもらえていない事実に、もう一度よく気づくべきです。どうしても残業をせざるを得ないのであれば、残業代が出る会社に転職すべきです。
自分が働いている会社に惚れ込んでいて、お金にならなくても自分の時間を費やしたいのであればいいんですが、そうじゃないのであれば全く意味がない行為としか思えないです。
12時間労働のきつさとつらさ
12時間労働の場合、朝9時から働いても夜の9時に仕事は終わりません。間に休憩時間を挟むので、実際は夜の10時~11時です。
通勤時間や自宅に帰ってからお風呂に入るなどすれば、寝るのは深夜0時を過ぎる。しかも翌朝もまた仕事なので、早起きして準備しなければいけない。
体力的にはもちろん、精神的にも辛い仕事。自分の時間を持つことができないのは、精神的に相当つらいはずです。
どんな人でもリフレッシュする時間は必要です。
そんな状態が何日も続くと、いくら仕事内容に不満がなくても、働き続けることができそうにない気持ちになるのです。
12時間労働の休憩時間の少なさ
朝の9時から働き始めたとしても、12時間労働の間に休憩時間が組み込まれます。つまり夜の9時に帰れるわけではないということです。昼の12時からの1時間は昼食休憩でほとんどの人が休めているはずです。
しかし、夕方から夜の時間の休憩時間は休んでいない人が大半です。なぜなら、休憩するくらいなら早く仕事を終わらせて帰りたいからです。
実際の勤務時間としては休憩時間が組み込まれている。そんな会社も多いですよね。もしかするとお昼の休憩時間でも電話応対や業務の仕事をさせられてる人もいるかもしれません。
休憩時間に仕事をしてもお金には換算されません。これも積み重なると大きな損になります。
楽な仕事を探したい方はこちらを参考に。
毎日8時間労働のホワイト企業の素晴らしさ
毎日8時間労働の会社なら、18時には仕事が終わります。毎日残業してる人は、18時に帰れるとなると最初は戸惑うかもしれませんね。
12時間労働のデメリットは、次の日に疲れを持ち越してしまうことです。
睡眠時間も短くなるし、ストレスを発散する時間も持てないので、平日はなんとか仕事を乗り切ることしか考えられない。8時間労働のホワイト企業であれば、毎日リフレッシュすることでしっかりと仕事に取り組むことができる。
毎日残業させられていると、自分が頑張っても仕事が早く終わるわけじゃなかったりします。
そうなるといつまでもだらだらと仕事をしているだけで、仕事内容にも意味を感じていない。こうなってしまうと完全に生きてる意味を見失っている状態に近いです。
1日の大半の時間を過ごす仕事で、意味を感じないなんて間違っていますよ。もっと自分が楽しめる会社で仕事をするべきなんです。ホワイト企業に転職すれば、それが実現できるメリットがあるということです。
8時間労働で残業なしの会社を探す方法
残業なしで必ず定時で退社できる会社に転職することを考えてみませんか?
労働時間が決まっている会社なら、8時間労働を確実に実現することができます。
毎日の時間の中で、自分が自由に使える時間が増えるだけで、これまでの生活とは一変するでしょう。人生が大きく変わるといっても、言い過ぎではないのです。
働きすぎの日本人と言われますが、12時間労働は正にそれに当てはまるでしょう。給料が同じ金額のまま、労働時間だけが短くなることも十分あり得ます。