就職や転職活動を終えて、ようやく入った会社を、たった1週間で辞めたいと考えている。
これはさすがに早すぎますよ?
でも、その気持ちは非常によくわかるんです。なぜなら私は入社1日目ですでに会社を辞めたかったからです。
おそらく1週間で辞めたいと感じている人も、初日からすでに違和感を感じていたはずです。
私の場合、結局3年間も勤めることになりました。
ですが、その間ずっと仕事は嫌なままで、何も変わりませんでした。働き続けることでその会社を続けようとは思えなかったんです。
ここは重要なポイントです。つまり、最初に自分が感じた違和感は正しかったということ。
違和感ならまだしも、明らかにブラックな会社や、体育会系のノリが合わない人はそう感じるはずです。宗教に近いような独自の社風を持つ会社も、嫌悪感が強い。
今回は、入社1週間で辞めたいときの対処法について、詳しくお話ししていきます。
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自分に合わない会社はすぐにわかる
私の経験上、自分に合わないときって、一瞬で判断できます。
会社に入る前にもアルバイトをしたことがありますが、初日の挨拶練習の時点で、「・・・この仕事ないな・・・」と感じて、その場で店長に辞めますと伝えました。
そのときは、さすがに店長も引いてましたね・・・。
でも、合わないことを続けても逆に迷惑になるし、早い方がいいだろうとすぐに辞めました。
これはバイトに限らず会社でも同じなんです。
仕事内容、人間関係、会社の雰囲気など、理由は人によって違うと思います。
それでも肌感覚で、「辞めたい」、「合わない」って思うことは絶対にあります。
周りの人はいろいろ言ってくると思いますが、自分の感覚を一番信じるべきです。
どうせ我慢しても長く続かないなら、できるだけ早く辞めたほうが双方にとってメリットが大きい。
そのときは迷惑をかけることになるけれど、長期的に見ればそのほうが正しい選択なことも多いんです。
1週間で退職する短期離職のリスクとは?
今すぐにでも辞めたい気持ちはわかります。
しかし、短期離職のリスクについては、しっかり把握しておいてください。
特に転職を考えるなら、デメリットを理解しておくべきです。
転職で内定を取ることが難しくなる
おそらく予想しているとは思いますが、短期離職は転職にとってマイナス要素です。
逆の立場で考えれば、これは納得できるでしょう。
「え~っと、今度の転職希望者の経歴は・・・え!?採用された月に辞めてるの!?」
採用側からすれば、絶対こうなります・・・。
つまり、よほどの理由が無い限り、怪しい人材じゃないかと疑われてしまうリスクがあるのです。
会社の人材確保も、ボランティアで無償というわけではありません。
せっかく雇った人材が役に立たないとなると、会社にとって損失になることは理解しておきましょう。
このリスクを考えるなら、もう少しだけでも頑張って仕事を続ける価値はあると言えます。
職務経歴のことを考えれば3ヶ月は継続したい
そこまで切羽詰まっていないのであれば、嫌な気持ちを持ちつつも、3ヶ月は仕事を続けた方が転職としては有利になります。
新卒入社したばかりの社会人。
研修期間としても3ヶ月~長くて6ヶ月。
職務経歴の見栄えとしても、3ヶ月間あれば、まだ印象は良くなります。その3ヶ月のうちに並行して転職活動をすすめておけば、別の会社にうまく切り替えることも可能な範囲。
人間不思議なもので、辞めることを決断すると、すごく気持ちが楽になります。
どんなことがあっても「どうせ辞めるからいいや」と考えることが、心の救いになるんです。もし働き続けることで、辞めずに継続していけそうになれば、それはそれで良いこと。
転職して1週間目の人も、同様です。短期間での離職をくり返すと印象が悪くなります。
しかし、転職の方法が悪かった可能性はあります。
思っていた条件と違っていたことを悔やんでも仕方がありません。次こそ間違った会社に入らないようにするために、働きやすい職場を見つける準備をしましょう。
入社1週間で辞めたいときの対処法
本当にダメなら転職を考えよう
そうは言っても、どうしても我慢できないなら、今すぐに転職の準備を始めましょう。
後々の自分のことを考えれば、できるだけ続けた方が良いですが、我慢できそうになければ精神的に追い込まれる前に退職を決断しましょう。
そこまで追い込まれているなら、迷うだけ逆に自分にとってマイナスが大きすぎます。
私の知り合いにも、最初に入った会社で10年勤めた後に転職した会社を、たった数日間で辞めたという人がいます。
同じ会社に10年間も務めることはできたのに、合わない会社では耐えられないという証明ですね。
異常な会社は、まだまだ社会に存在しています。
結局会社なんて人が構成して作り出している環境に過ぎない。
嫌な人間はどこにでもいるというわけです。
そんなところに毎日通うと、頭おかしくなってきても仕方がないと言えます。
実際に1週間で辞めている人もいる
こないだ新しく入った40代の人1週間で辞めたよ💧
1ヶ月くらい頑張れないのかね?
てか1週間で仕事辞める人が出る会社で俺働いてるって事か?— LIMITED (@LlMlTEDOLL) 2017年10月16日
実際に1週間で仕事辞めている人は、世の中にたくさんいます。
自分にはこの会社で仕事を続けることはできないと決意できているのであれば、別の道を探すことで選ぶのも一つの方法です。
一番良くないのはいつまでもうだうだと考え続けて、何も行動を起こさないことです。
会社に働く人にも迷惑をかけることになるし、仕事にも身が入らないので、自分のためにならないですよ。
転職って、デメリットばかりじゃないですからね。
逆に給料が上がることもあります。
転職エージェントを利用すれば、給料が上がる理由とは?
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会社や仕事での問題点を洗い出す
単純に人間関係や、社風などが合わなかった場合であれば、そこまで自分に責任はないです。
事故にあったようなものと考えて、悩みすぎないようにしましょう。転職することでスッキリ問題が解決するパターンです。
仕事の内容が合わなかったという人の場合は、少し注意が必要。なぜなら最初の仕事を選んだ時に自分にも責任があったはずです。
もっと自分自身でどんな仕事がやりたいのか考えることができなかったのか?
世の中にある業種や職種についてもっと調べたり、周りの人に話を聞くなど、自分なりに行動を起こすことはできたはずです。こんな風に、次の会社で同じ間違いをしないためにも、問題点についてピックアップしておくことはとても大切です。
分析することで結果的に自己PRを考えるきっかけにもなります。
楽な仕事を探したい方はこちらを参考に。
長期勤続できる転職先の探し方
もし転職することを考えるのであれば、転職エージェントを利用した転職活動をおすすめします。
また同じように1週間で会社を辞めないためにも、会社探しは慎重に行うべき。
失敗しない可能性が高い活動方法が、転職エージェントを利用する方法です。