既卒になってしまった人は、おそらく人生踏み外したと思っていませんか?
よく既卒は就職できない、人生終わり、無理ゲーという噂を聞きます。
これって本当でしょうか?だって、実際に既卒で就職している人、たくさんいますよ?
というか、私自身も既卒で学校を卒業してから就職した人間の1人です。
たしかに既卒だと、就職が厳しくなる面はあります。
でも、既卒で諦めるのは、めちゃくちゃもったいないので、考えを改めてください。
既卒って、新卒枠と、ほぼ同じ人材価値がある人なんです。
今回は、既卒就職の実態について、私の経験とともに徹底的に解説していきます。
Contents
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既卒の就職が厳しい理由
既卒になると、なぜ就職が厳しくなるのか?
答えは簡単で、新卒採用の仕組みから外れるからです。
新卒枠の特権は1度きり
大学を卒業する、または専門学校を卒業することで、新卒枠として就職活動を行えます。
この特権は、たった1度きりです。
例外的に、会社を辞めて、もう一度専門学校に入り直す方法はあります。
しかし、経歴書を見れば、一般的な新卒枠かどうかは、すぐに見分けがつきます。
新卒枠は、どこの会社にも染まっていない人材ということ。だからこそ貴重なのです。
しかし、既卒という枠を考えてみると、同じくどこの会社にも染まっていない人材ですよね。
ここにチャンスがあるわけです。
これは企業の採用担当者も、よくわかっていることです。
もし既卒というだけで、除外されたなら、その程度の判断しかできない会社ということになるので、逆におかしな会社に入らなくて済んだと喜ぶべきですね。
第二新卒と既卒の違い
第二新卒は、新卒で入社した会社を3年未満で退職した人材のこと。
新卒枠で入社した人材の3割以上は、3年未満で会社を辞めると言われています。
半年も経たずに辞めても、第二新卒枠です。
これ、既卒と比べて、ほとんど差がないことがわかりますか?
社会人としての基本的なマナーを学んだだけの人材。業務をかじった程度なら、すぐに追いつけるレベルです。
要するに、第二新卒と既卒の違いは、ほぼないに等しいのです。
第二新卒の採用をしている会社は狙い目の会社
企業の採用担当者は、貴重な新人を常に狙っています。
新卒採用枠は、一番価値の高い人材の集まるゾーン。
しかし、短期間で会社をやめた第二新卒って、ものすごく貴重な人材と思いませんか?
実際に採用担当者からすれば、喉から手が出るほど欲しい人材です。
これと同じで、働いた経験がない既卒の人材も、超狙い目の新人。
たった1年~3年なんて、社会人として見れば、短い期間。
5年~10年働いて、中途半端なやる気や、会社に合わないと辞める人材もいるんです。
それよりも、自分たちの会社に合う人材を、既卒の中から見つけ出すことができれば、それは価値の高い採用だったと言えるでしょう。
20代後半~30前半の職歴なしの人材も雇っている
中小企業なら、20代後半~30代前半の職歴なしの人材も、採用しています。
いわゆる未経験枠の募集ですね。
下手に会社に染まった人材よりも、ゼロから教えた方が良い人材も多い。
それを考えると、二十代前半の既卒の人材って、ものすごく価値が高いんです。
第二新卒枠から漏れていても、既卒は価値がある。
若いなら、今仕事の経験がなくても、これからいくらでも経験させることができます。
どこかの会社で、下手に仕事を覚えただけの冴えない中途社員を雇うより、ゼロベースで育てた方が仕事の役に立つ。
結局のところ、入ってしまえば実力次第でいくらでも活躍できるということです。
学校を卒業してからの空白期間を埋めるためにすべきこと
たとえ既卒の期間が数ヶ月だとしても、空白期間が長くなればなるほど不利になります。
就職することに前向きな人は、その間にできることはやっておきましょう。
今まで何もしていなかったとしても、大丈夫です。
今からでも全然遅くはないですよ。
既卒の期間は、フリーターとしてアルバイトしつつも、就職活動をすることをおすすめします。
自宅でだらだらしてしまうと、社会復帰のためのエネルギーがなくなります。
これ結構あなどれないんです。
一度外に出なくなって生活習慣が狂ってしまうと、そこから抜け出すためのきっかけをまた探さなくてはいけなくなる。
社会に触れずにいると、就職活動を急に始めても、面接がうまくいかずに内定を取ることが難しくなる。
結局慣れみたいな要素も、影響が大きいんです。
みんな凄そうに見えても、毎日の習慣になっているから、できているだけです。
アルバイトでも良いので社会に出て働きつつも、仕事を探す取り組みをする。
これなら会社に所属して仕事していないとしても、常に前向きに物事に取り組んでいた形跡を残せます。
就職活動を始めた時の面接でも、しっかりとそのことを伝えることができるでしょう。
何もしていない人に比べて、はるかに価値が高いと言えます。
既卒を対象に正社員を募集している会社の探し方
既卒でもOKの人材募集で、正社員採用をしている会社の探し方について、解説しておきます。
別に応募して、失敗してもいいんです。
内定をもらえなかった経歴なんて、どこにも残らないし、むしろ数打てば面接にも慣れるし、自分の行きたい会社に巡り会えるチャンスが増えます。
就職活動で、手が止まる人って、意外と1社、2社くらいで辞めてしまう人が多い。
気持ちはわかりますが、何十社受けるつもりでやれば、少しの失敗なんてどうでも良くなりますよ。
大手就職サイトだと、どの会社を選べば良いのかわからないケースも多いでしょう。
ここではおすすめの転職支援サービスについてご紹介しておきます。
第二新卒エージェントneo(18歳~28歳が対象)
出典:https://www.daini-agent.jp/
既卒、第二新卒、大学中退、フリーター、未経験の方を対象にした就職・転職支援サービスが第二新卒エージェントneoです。
エージェントneoは完全無料で利用可能。
転職活動の手段を少しでも増やしておくべきですよ。
- ブラック企業を除外した求人情報
- 未経験の職種への就職・転職でも担当者が書類添削サポート
- 企業担当による面談対策
他にも、通常の転職サイトを利用するよりメリットが大きい点があります。
ただし、対象年齢が18歳~28歳となっているので、年齢対象外の方は別の転職サービスを利用しましょう。
ハタラクティブ
レバレジーズが運営する第二新卒・既卒・フリーター特化型転職サイト。未経験業界の転職支援の実績は40,000人以上。
年中無休で24時間サポート受付しています。
求人サイトに掲載されない非公開の求人リストを掲載
未経験OKの求人も多数存在していて、未経験OKの求人だけで1000件以上も。
実際に会社まで直接訪問して精査した企業なので、求人票から見えない情報もしっかりと把握できます。
独自のカウンセリングによって自己分析をすることで、自分に合った業界や職種を把握することで、やりたい仕事が見えるようになり、転職後のマッチングを高めています。
未経験業界でも内定率が高い
能力に合わせた業界選びによって採用確率を高めるアプローチを重要視。
会社に合わせた面接対策の重要性を認識しているので、後輩のためのフィードバックをもらいさらなる内定率をあげる取り組みが特徴です。
業界ごとに特色を分析して、将来性や成長が期待できる会社かどうか見据えた上での仕事を選択。
そうして重ねてきたこれまでのカウンセリングの実績は40,000人以上にも及びます。
まとめ
既卒で意気消沈している人は、これを機に考えを改めてくださいね。
自分は価値のある人材なんだと、再確認して、いますぐ行動に起こしましょう。
社会に出ていない人なら、バイトから始めるのも良いです。
それと同時に、第二新卒や既卒採用の情報も集め始めましょう。
情報について知らないから不安になるんです。
どうなっているのか状況がわかれば、あとは行動するだけ。
悩む前に、自分の行動すべきことを洗い出して、今すぐ実行しましょう!