大学を卒業して新卒で銀行になった人。収入がある程度高くてしかも安定的ということで、就活生にとっては銀行員という仕事は人気の高い職業です。
しかし実際に働いてみるとよく分かるのは、その仕事の厳しさです。しかも意外と体育会系のノリが強いんですよね。
体育会系ということはブラック企業のような職場になりやすいということ。
自分の会社や仕事内容を振り返ってみて、ブラック企業に近い状態であるならば、危険信号が出ていると思った方がいいですよ。新卒入社してまだ間もない時期だったり、入社3年目の脱新人の時期だと仕事を辞めづらいかもしれません。それでもこの先の人生のことを考えれば、別の道をするのは早いに越したことはありません。
銀行員という仕事は、他の業界からすれば貴重な人材のうちの1つ。転職採用にうまくいっていない会社としては、喉から手が出るほど欲しい人材です。新しい業界に転職してキャリアアップをすれば、さらに年収を上げることもできます。
今回は、銀行員を辞めたいと感じている人に、全てが解決される転職方法について詳しく見ていきましょう。
Contents
スポンサーリンク
銀行員は他の職種で活躍できるかなり価値が高い職種
銀行員という仕事は、世間的なイメージで言うといわゆるエリート。そこまで自分に能力がないと自信が持てない人もいるかもしれません。でも、安定性においては他の職種よりはるかに高い職です。
年収も比較的高い方で、そのまま順調に出世していけば支店長などの高い地位に立つこともできます。大手の企業の社長と親しくなれたり、生活レベルも文句ないレベルにまで高めることができる。
ただそれはほんのごく一部の人間だけです。だからこそ、もったいないと思える人材が多すぎるんです。
他の仕事に就けば、年収アップはもちろん個人に任される仕事の質も高いものになる。ここに気づいていない人が多いんです。
銀行職に未来が期待できない人こそ、他の道を模索してほしいんです。
転々と転職繰り返したけど今の会社に辿り着けてほんとに良かったと思ってる
— つむーじー (@tumuji24) 2017年10月4日
残業できないのにノルマがきつい仕事を続けるのは正直きつい
銀行員だと残業させてもらえない現場が多いはずです。それなのにノルマがあるって、ちょっと信じられないですよ。どこぞのブラック企業と同じ状況と言わざるを得ません。
でも、銀行員としての社会的地位もあり、苦しみながら仕事をしている人もいます。それなら普通の企業でノルマがある仕事をした方が、まだ気が楽ですよね。銀行員としてお客さんに頭を下げ、下手に出ながらよくわからない商品を営業している人もいるかもしれません。
「自分はなんでこの仕事をしているんだろう・・・」そんな気持ちになっても不思議じゃないですよ・・・。銀行員で自分にこの仕事が合わないと思っている人も多いんです。
でも、周りの人に相談しても「辞めるべきじゃない」の一点張り。1人で悩んでしまうのも、無理はありません。だからこそ、銀行で働く以外の世界があることを調べて知るべきです。
自分にも他の選択肢があることを知れば、おのずと行動する道が見えるはず。
銀行員が向いていない人が辞めて良かったと思う瞬間
銀行員というのは特殊な仕事で、他の業界には応用できるものじゃないと考えていませんか?
確かに専門的な要素はあります。他の分野では応用できずに無駄になってしまう部分もあるでしょう。
しかし、仕事における能力の高さというのは、銀行員はかなり高いんです。
それは転職採用する立場になれば、よくわかります。銀行員の仕事に対する丁寧さのイメージは、転職市場において価値が非常に高いということ。
銀行員としての価値を活かす転職
優秀な人材である銀行職員が、転職を希望すれば引く手あまたですよ。
銀行員としての仕事をこなすためには、一般的な会社での仕事よりもかなりスキルが要求されます。ビジネスマンとしての意識も高く教育されているため、仕事を覚えるのも早い。
根本的なステータスがそこらにいる転職活動をしている人よりも、はるかに高い。普通に転職活動している人でも、キャリアアップを成功させている人が大勢いるんです。
仮に銀行員であるあなたが転職を考えるとなると、思ってもみない待遇の良い条件を出す会社はいくらでもあります。中小企業のような小さな会社であれば、いきなり管理職や取締役に就くことも可能です。
年齢によって多少選択肢は変わりますが、ベンチャー企業の重役としても十分活躍できる能力を持っています。経理職なら銀行員の仕事内容とかぶるので、今までの仕事のスキルを活かしやすい部分もあります。
営業の仕事自体が嫌いでないのであれば、さらに選択肢は豊富。どこの企業でも引っ張りだこな人材でしょう。
これまで辛い状況で銀行員として働いてきたことで、何も報われなかったと思っているかもしれませんが、それは違います。転職した瞬間は年収が下がったとしても、そこからの伸びも違うので一気に出世すれば、今の倍の年収になることだって夢ではないです。
可能性を秘めた自分のメリットを活かさないまま放っておくのはもったいないですよ。
今の職場はすごく良い環境なので、転職して良かったと本当に思う。
— syaneko (@syaneko) 2017年10月3日
銀行員としての能力を活かせる会社や業界を探す方法
銀行員として務めていた能力を活かせる会社を見つけられるかどうかは、探し方次第です。全く別の業界であっても、会社の情報や会社の面接で話すうちに、自分の能力が活かせる仕事は見つかるものです。
安定的な仕事と変わらない年収の仕事、それを超える仕事だってまだまだたくさんあります。