建築業界でも、一括で業務を請け負うゼネコンで働いている人。
大手ゼネコンの有名どころでは、大成建設や大林組、鹿島建設など多数のゼネコン会社が存在しています。建築業界の大手の企業で勤めることができれば、一般企業の大手企業と同じく安定した収入を得ることができます。
しかし、この業界で要求される労働レベルは尋常ではありません。大規模なプロジェクトをスケジュール通り進行させるために、あらゆることを犠牲にしなければいけません。
残業も当たり前で、休みが突然潰れてしまうこともあります。年功序列の縦社会による体育会系の職場環境は、一つ間違えればブラック企業と遜色ないレベル。この厳しい仕事の環境に耐えきれずに、仕事を辞めたいと考える人がいてもおかしくありません。
ゼネコンで働いていて仕事を辞めたいと感じていますか?ゼネコンから別業種に転職することは可能です。
今回は、大手ゼネコンを辞めたい人が転職するコツについて解説していきます。
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ゼネコン業界の労働環境の厳しさ
土方で働く人を見ればわかりますが、建築業界は力仕事の業界。体育会系出身の人たちが就職する道として選択する人が多いわけです。
まず単純に圧倒的な体力勝負の仕事というわけです。体力に自信のある人たちが集まっている中で競い合うように働くため、そこについていけなくなれば、一目見て仕事ができないとわかってしまう。
誰でも、数日や1週間、1か月程度なら頑張ることはできるでしょう。しかし仕事をしていく上で何年にもわたって継続していかなければいけない。そうなった時に長期的な目線で体力仕事を継続していけるのか?そこが大きなポイントになります。
毎日同じ作業を繰り返していてそれがこの先も続くのかと考えた時に、気持ちが沈んでしまう様な人は向いていない仕事なのかもしれません。
サブコンとゼネコンのブラックぶりを紹介するサイトをみて転職して良かったと感傷に浸る
— てくてくまさや (@masayaDisney14) 2018年8月26日
ゼネコン業界から離れて別業界に移る選択肢はあるのか?
建築業界で働く場合、どの会社で働いてもそこまで労働環境は変わらないでしょう。ゼネコンの仕事が嫌になった人は、できれば別の業界に移りたいと考えるはずです。
でも建築業界で働いてきた経験値しかなく、他の仕事をできるとは思えない。そのため会社を辞めたいけれどを我慢しながら働き続ける人もいます。
しかし、本当に別の業界に移る選択肢はないのでしょうか?
実は、未経験で正社員採用している会社も存在します。
過去に、その業種に関する知識を勉強していなくても、仕事の経験がなかったとしても、採用してもらえる場合があります。むしろ、仕事を全くしていない人に比べれば、最低限の社会人としての職務経歴がある点においては、有利に立てます。
大手ゼネコンということであれば、大企業に勤めた経験があるということ。
その優秀さを買われて、同じような大きな会社で、管理職に就いたり営業の仕事に就いたりと、可能性は未知数です。
体力的には全く問題ないので、バリバリ仕事ができる人材ですし、体育会系のノリの中で仕事をしてきたのであれば、普通の会社の仕事は、難なくこなすことができるでしょう。
ゼネコン業界から離れて、別の業種に移る選択肢はあるということです。
ゼネコンからタクシー運転手の仕事に転職して思ったのが…
仕事をしてる時間が圧倒的に少なくなった٩(^‿^)۶
…のに給料は以前より貰えてる(*゚▽゚*)
自分が何を主体とするかで、ここまで変わってしまう…。— さとやん🚕自由なTAXI≫LIFE (@TAXIxLIFE) 2018年9月14日
自分にどのような仕事が合うのか考える重要性
転職する時に、労働環境や条件面だけで、仕事を選んでしまう人がいます。働かないことに比べれば、できるだけ早く、仕事に就こうとすることは良いことです。
しかし、また次の転職先で同じように、会社を辞めたくなってしまうと意味がありません。自分がどのような仕事であれば、会社を辞めずに続けることができるのか?
それを考えることが重要なんです。
ゼネコン業界を辞めたいと思った理由も、深く掘り下げれば、不満に思っていたことが浮き上がってくるはずです。
- 休日が確実にとれる仕事が良いのか?
- 残業がない職場が良いのか?
- 年収に対して追求したい思いがあるのか?
- 同じことを繰り返すようなルーティンワークの仕事が良いのか?
- それとも仕事内容が次々に新しく新鮮な内容になるような仕事の方が良いのか?
- 人間関係は固定化されているよりも、新しい人達と関われる仕事が良いのか?
こんな風に自分の求めるものが、分析によって出てくるはずです。
デスクワークをしたいのか?
外回りをして人付き合いをメインにしたいのか?
しっかりと考えておかないと、転職が成功したとしても、不満が出ることになるので注意しておきましょう。
転職のプロに相談しながら転職情報を集める方法
転職について情報を集める場合、ハローワークや転職サイトの求人を探す方法が一般的です。
しかし、どこから手をつけていいのか検討がつかず、悩んでしまったり、時間が必要以上にかかってしまう人もいるはずです。
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