最近話題になっている物流や運送業界の厳しい労働環境の実態。
Amazonのサービスによって私達利用者としては便利な世の中になりました。
しかし配達のサービス業界で働く人たちにとってみれば、過酷な労働環境。
せっかく配達に行っても留守で届けることができず、再配達が繰り返される。
その為夜遅くまで働き続けなければいけない状態。
荷物は届けなければんどんどん溜まる続ける一方なので、週に2日も休めない状況が続いています。
そんな物流や運送業界に嫌気がさしたひとで、転職を始めている人がいます。
しかも未経験の業界に転職を成功させているんです。
今回は物流や運送業界から、未経験でも転職するための方法について詳しく見ていきたいと思います。
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経験のない業種を諦めている人が多い
別の業界に未経験で転職するのは、一般的に困難と思われています。
ドライバー職や基本的な事務職の人は、今までやったことのない仕事の能力に自信がない人が多い。
でも、ここは勘違いしているんです。
厳しい業界で働いてきた人は、他の業種でも問題なく働けるだけの能力を持っている。
実は仕事の能力的に見れば高いパフォーマンスを発揮できる人が多い。
体力的には明らかに有利に立てるので、やる気と根性さえあれば、多少時間がかかったとしても、すぐに追い抜くことができるんです。
つまり別の業種で成功するということは、年収も大幅に上がる可能性があるということです。
物流・運送業界からは営業職がおすすめ!
物流や運送業界から未経験の業種に転職する場合、どの分野が良いのかわからないという人もいるでしょうか。
未経験の別業種で、一番おすすめなのは営業職です。
営業職なら、どの分野にも必要とされる職業。自分の興味のある分野に合わせやすいんです。
営業職というのは、実は知識よりも実際の経験値でしか学べない部分がかなり大きい。これはある意味チャンスなんです。
職業によっては仕事を始める前の知識やスキルの差で、どれだけ仕事ができるか既に分かっている仕事もあります。
40代、50代から営業職に転職する人も多いんですが、それは実際にやってみないとその仕事に合っているかわからないからです。
これまで技術肌で何十年も仕事してきた人が、現場を退いて営業職になった途端、急激に業績がアップするケースもあります。
20代、30代から営業職をマスターできれば、圧倒的な経験値による能力差で営業界で高い地位に立てます。
営業職でのキャリアアップも夢ではないということです。
営業職がおすすめな人のタイプ
営業職に向いている人はどんなタイプの人なのか?
その特徴についてまとめてみました。
自分に当てはまっているものがあれば、営業職としてかなり仕事に向いていると言えます。
人付き合いが好き
人と話したり、人と一緒に仕事をする事が好きな人。
暗い部屋に閉じこもって、黙々と目の前の作業を淡々とこなす仕事よりも、誰かと話しながら楽しく仕事をする方が好きだという人。
パソコンに向かってキーボードを叩き続けるよりも、色んな会社に回ってたくさんの人と出会える方が好きな人。
営業職は人間関係で成り立つものです。
人と関わる事が好きな人は、営業職向きといえます。
飲み会も苦痛じゃない
営業職に接待は欠かせないものです。
相手の会社の重役や社長クラスの人との飲み会も苦痛じゃないのであれば、かなり営業向き。
物流や運送業界であれば、体育会系のノリが強い会社も多いので、学生時代に飲み会で鍛えた経験がある人は、向いていると言えます。
ただし、あくまで仕事での飲み会なので、接待であることを忘れないようにしておきましょう。
記憶をなくすほどお酒を飲んでしまっては意味がありません。
相手を気持ちよくさせて、楽しい会にするスキルも必要。
しかしそれをするのが苦手な人よりかは、飲み会が好きな人の方がより向いているでしょう。
体力に自信がある
営業職は意外と体力勝負なところもあります。
相手の会社に出向くことは当たり前。電車の乗り継いだり、場合によっては長距離移動するのに歩かなければいけないこともあります。
1日のうちに何社も訪ねることになるので、スーツを着た状態で革靴で移動となるとそれなりに体力が必要となります。
でもこの部分に関しても運送業界で働いてきた仕事の厳しさに比べれば大したことはないでしょう。
そういう面から考えても営業職が向いているんです。
出張などで遠征に行くのも平気
営業職の場合、業界にもよりますが、出張で各地方へ遠征する事もあります。関西と関東を行き来したり、九州や北海道に行くこともあるかもしれません。
たった数日とはいえ、出張で遠征するのが苦手という人は、あらかじめそのことを伝えておいた方が良いでしょう。
逆に遠征で各地に行くことができるのが嬉しいという人は、そういった営業の仕事が向いています。
出張の前後で各地で美味しい食べ物を食べることができるのも嬉しいポイントですね。
運送業の場合は、荷物を運ぶ場所から場所へしか移動できなかった場合。
たとえ遠征したとしても観光のようなことはできなかったはずです。
そういった面でも営業職にはメリットがあります。
社長クラスの人との付き合いができる
営業職の良いところは、会社の重役クラスと面識を持ってるところです。
私が以前勤めていた会社でも、とある営業職の人が社長とプライベートで仲良くなることがありました。
会社の社長クラスと仲良くなれば、リッチな食事はもちろん、旅行で遊びにいくようなときも豪華なホテルでセレブな体験をすることができます。
そのためには営業職でそれなりに実力を出す必要はありますが、普通に働いていても接点を持つことができない職業よりも、そういった可能性を秘めているんです。
年配の人や年上の人に気に入られやすいタイプの人柄であれば、契約を取る能力が高いかもしれません。
最終的には営業の決定は人を介して決めるので、いくら条件が良かったとしても、営業に来た人間の印象が悪いことで契約が流れるということもあります。
営業職にとって人物の良さは非常に重要。
何も考えずに営業についた人材よりも、営業職に向いている人が一気に置い抜ける理由がそこにあります。
実は営業職はかなりチャンスが隠されている職業。
営業成績年間1位の人の技を盗もうにも、その人柄が大きいので追い抜けないんです。
ということは逆に自分にもチャンスがあるということでもあります。
色々な会社に出向くことができる
先ほども少し話しましたが、営業職は自分の会社に相手の取引先に出向いてもらうこともありますが、こちらから相手の会社に行くことの方が多いでしょう。
会社を訪問するというが好きなタイプの人は、営業職向きです。
会社の中で働いている人のフロアを見ることができないかもしれませんが、いろんなビルの中にある会社はそれぞれかなり特色が違います。
これまで同じところでの作業を繰り返してきた人であれば、毎日違った景色でいろんな企業を訪問できる仕事は楽しめるかもしれませんね。
そう言った事が好きなタイプであれば、営業職向きと言えます。
ゴルフなどの趣味を持っている
これは必須のスキルではありませんが、ゴルフなどのプライベートの趣味を持っていると、より有利になれるかもしれません。
やはり社長クラスとなるとゴルフを趣味にしている人は多い。
実はこれ趣味のようで仕事の内なんです。
社長でも誰もがゴルフ好きでやっているわけではありません。
ゴルフの場所というのは格好のビジネス話がしやすい場所なんです。
新しく始めようとしている事業だったり、会社間の関係で知り合いを増やせたりする場所。
ビジネス相手として対立するわけではなく、WIN-WINの関係でより経営を発展させたい人達で協力し合えるように、良い関係を築く場所なんです。
ここにまぎれて誘ってもらえるようになれば、営業職としてもかなりのビジネスチャンス。
契約の決定権を握る重役クラスと仲良くなるための趣味を持っている人は、営業職に向いています。
営業職以外の未経験でのおすすめの転職先の業界
営業職以外で未経験でも転職できる業界となると、少し限られてきます。
しかし全くないわけではありません。
基本的にドライバーなどの仕事をしていた人は、パソコンなどを触るのは苦手としている人が多いかもしれません。
でも実はIT業界にも興味があって、未経験でも転職できるならIt業界で仕事をしてみたいという人。
未経験でもit業界で働き始めることはできます。
It業界は未経験で入社するのは難しいというイメージを持っている人も多いですが、そんなことはないんです。
今はIT関連の資格も豊富にあって、ゼロからの勉強を始める人でも正しいアプローチで学べば短期間で習得することができます。
It業界も会社を選べば入ってから学ぶしかないところもあるので、事前に持っておくべきスキルや知識としては最低限で問題ない場合もあります。
未経験としてはそういったところを狙うことになるでしょう。