ゴールデンウィークやお盆休み、正月休みなどの連休も仕事に出なければいけない。1週間~2週間の長期休暇は、ここ数年全く取れていない。自分には長期休暇が縁のないものと割り切ってしまっている人もいるでしょう。
海外の人たちは、仕事をしながら1ヶ月単位の長期休暇を取っていることも珍しくありません。
いくら仕事が大切だからといって、人生の中でたった1か月の長期休暇も取れないなんて、おかしいと思いませんか?子供の頃、夏休みになるのも待ち遠しかった記憶は誰にもあるはずです。
しかし日本の社会では、社会人は長期休暇は取れない風潮。もしあなたが今の仕事に不満を持っていて、会社を辞めて別の仕事を探しても良いという気持ちが少しでもあれば、転職することをお勧めします。
転職のタイミングなら転職活動ということで、その期間の調整はいくらでも可能です。先に内定を取っておいてから、1ヶ月は休んでから働きたいという要望も聞き入れてもらうこともできます。
人生を見つめ直して、新しい生活を送り出すことも見据えながら、ひとまずゆっくり休みを取ることができるんです。
それが転職休暇という選択肢。
今回は、長期休暇を取って人生を見つめ直すために、転職を踏まえた長期休暇の取得方法についてお話ししていきます。
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長期休暇が取れない日本社会の異常性
本当に日本の社会人は長期休暇を取らないです。いや、取れないんですよね。
海外ではGoogleなどの有名な会社を始めとして、週休3日制を導入しようとしているにもかかわらず、日本の社会は全く休めない状況。1ヶ月まるごと休むことができるのは、ごく一部の限られた人間だけでしょう。
有給休暇を持っていても、仕事の関係上迷惑がかかったり、有給休暇を取らせないように圧力をかけている会社もあります。法律としては無理やり有給休暇を取ることも可能ですが、その後の仕事における影響を考えるととてもじゃないですがそんなことはできない。
会社を辞めることが決まってから、ようやく溜まっている有給を消費することができる程度でしかない。
残業に対する政府の政策なども行われていますが、実際の現場では何も変わらない状況。そんな日本社会で働いていて長期休暇を取ろうと思えば、自分なりに戦略を練る必要があります。
その唯一とも言える方法が転職を利用した長期休暇の取得方法なのです。
私の転職休暇の体験談
私自身、転職のタイミングで長期休暇を取った経験を持つ1人です。私の場合は、1ヶ月という短い期間ではなく思いっきり休むつもりで1年以上休みました。次の転職活動についてもあらかじめ計画しておいて、1年は休むと決めてからの行動でした。
結果的には長期間休んでかなり良かったと思っています。
今まで働きづめだったので、辞めた直後は違和感しかありませんでしたが、慣れれば大したことはありません。自分で稼いだお金で生活していたので、次の仕事を見つけるまでの休憩時間として周りの人達も認識していましたね。
なぜ私が1年という長い期間を休めたのか?
通常であれば次の仕事が見つからない不安に駆られるかもしれませんが、転職活動の方法について詳しく調べていたため、次の仕事を見つける自信を持っていたこと。
そして、同じ1年間という期間を休んだ後に転職に成功した人が、前職の現場にいたことも大きかったです。
前職で勤めていた会社では転職者がとても多く、どのような経緯で転職したか聞く機会があり、転職のタイミングで長期休暇取っている人が大多数でした。
「人生の中で休めるとしたらこのタイミングしかないでしょ(笑)」と話していたのが印象に残っていたんです。
仕事自体興味を持てずに、嫌々仕事をしていた私は、いずれ仕事辞めて別の職場に転職することを考えながら仕事をしていました。
そして計画を持って仕事を辞めて長期休暇を取ったあとに、次の仕事を始めたわけです。
⇒本気で人生を変えたい社会人は必見!転職が持つインパクトの凄さで転職で人生がいきなり変わった体験談
転職希望者が増えつづけている求人市場
今の時代は就職難を乗り越えて徐々に求人の数も増え続けています。
仕事に不満を抱える人達は、昔から数多く存在していましたが、転職に踏み切ることができない人が大半でした。社会的なイメージから転職することは、とてもマイナスに捕らえられていたんですね。
しかし海外の影響などもあって、転職することは必ずしもマイナスではない認識が広まっています。
- 嫌な仕事を続けるよりも自分の好きな仕事をした方が能力を発揮できる。
- やる気のない人材よりも、会社に尽くしてくれる人を雇いたい。
- キャリアアップを目指して自分の能力をさらに活かせる会社に移りたい。
- 人間関係の問題で、別の会社に移ることでもっと働きやすくなる。
- 新しい業界で働いてみたい気持ちが強くなった。
などの前向きな気持ちを尊重して、働きやすい社会作りのために転職市場もサポート体制が整いつつあります。
むしろ転職者達の競い合いが激しく、いかに早く行動できるかが勝負といった面もあるほどです。
自分で行動を起こす勇気を持つ人だけが、自分の人生を選択していけるということですね。
長期休暇取った後の転職活動の進め方
長期休暇を取った後にどのように転職活動を進めるのかについてお話しておきましょう。一番おすすめなのは、長期休暇を取る前にどのタイミングで転職活動始めるのか決めておくことです。
できれば休暇中もどんな仕事があるのかという情報だけでも仕入れておくのがベストです。自分の興味のある会社があれば、話を聞いてある程度休んだ上で採用してもらうことができるのか調整することもできます。
転職エージェントで自分に合った仕事や会社を探そう
転職先の企業を探す時、自分にどんな会社や仕事が合うのか、なかなかイメージしづらい部分もあるはずです。
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