無駄に長い時間通勤時間を過ごしている人は多いはずです。仕事の事情からやむを得ず長い通勤時間を過ごしている人も多いと思います。
しかし、全てのもとをたどれば結局はその仕事や会社を選んだ自分が悪いということになります。
人生の終わりに振り返った時に今の長い通勤時間の過ごし方は正しいものと言えるのか?
今回は通勤時間が長いことによるデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。
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通勤時間が長いことのデメリット
通勤時間が長い人はすでに経験していることですが、通勤時間も長いことによるデメリットについてもう一度確認しておきましょう。
毎日繰り返していることで、自分でもなんだかわからなくなってしまっているかもしれませんが、冷静に考えるとおかしいことがわかるはずです。
朝早起きするので睡眠時間が短くなる
通勤時間が長いということはそれだけ朝早起きしなければいけないということ。
例えば仕事場まで2時間かけて通勤しているような人は、午前9時に仕事が始まるとして、徒歩の時間も含めれば6時半には電車に乗っていないといけないでしょう。
そうなると余裕を持って身支度するのであれば5時半起床、遅くても6時には起床しないといけないですよね。夜帰る時間も同じく遅くなるので通勤時間が長い人は必ず睡眠時間が短い人ということになります。
電車の中で寝るから大丈夫という人もいますが、まとまった睡眠時間を取れていないということを自覚した方が良いです。断続的な睡眠は睡眠リズムが狂うことで、何気ない体の不調やだるさ、しんどさを感じやすくなりやすい。
思い当たる節がある人も多いんじゃないでしょうか。
やはり寝不足時間な頭では、考える力がなくなって結果的に効率が悪くなるものです。
睡眠時間が短い人の話を聞くと、自分ももっと頑張らなければと思うかもしれませんが、自分に合う睡眠時間をしっかり取るべきではないでしょうか。
無駄な体力の消耗
通勤している時間も体力を消耗します。
仕事が始まる時点で通勤時間が短い人よりも疲れてしまっている不利な状態。1日だけならまだしもこれが毎日続くわけです。
それに比べて30分圏内の人は、そこまで疲れることなく程よい運動程度のもの。時間だけでなく体力も無駄に消耗しているんです。
電車の場合は、人にぶつからないように踏ん張ったりするので、立っているだけでも意外と消耗するもの。
通勤によって消耗している人はかなり多いはずです。
遅刻しやすい
通勤時間は長ければ長いほど遅刻しやすくなります。
なぜならそれだけ利用する交通機関が多くなりがちだからです。
交通機関をいくつも乗り換えないと勤務先までたどりつけないところで働いている人は、どこか1つの交通機関に遅延が発生するだけでアウト。ギリギリの時間に通勤できるように、うまく調整して朝の時間を逆算しているのに、それが狂ってしまうと遅刻確定です。
交通機関は自分の責任にはされないとは思いますが、ブラック企業などでは言い訳が通用しないこともあるでしょう。
どのみち遅刻していることには変わりないので、他の人への業務連携に支障がでる場合もあります。遅刻してもその日にやらなければいけないことは決まっています。
つまりその分残業しなければいけない確率も上がるということです。
遅刻によって起こるデメリットも通勤によるものの1つです。
季節による様々な阻害要因
季節の影響も受けやすいのが通勤のデメリットの1つ。
夏場は暑くて電車の中は蒸し暑くなりがち。クーラーが効いてなかったりすると蒸し風呂状態になります。
汗でベタベタしている人とくっつかないといけない状況って最悪ですよね。
冬場でも極端に寒かったり、防寒着を着ているので汗をかくこともあります。
花粉の時期は他人のくしゃみを近距離で受け続けなければいけなかったり、風邪を引いている人がいても離れることもできません。
悪臭がたちこめても、そのまま我慢しなければいけないことも・・・。
逃げ場の無い状態に追い込まれるのも通勤時間が長いことのデメリットです。
電車による消耗
通勤に電車を利用している人がほとんどだと思いますが、電車で座れない人も多いですよね。特に満員電車の場合は、足で踏んばったり、つり革を持って手に力を入れたりと朝から無駄な運動をしています。
誰かに文句を言えることでもないので、精神的にもイライラします。単純に人が多い時点でもうしんどい人だっているはずです。夏場なんかは空調の加減がいまいちで汗だくになったりもします。
通勤時間が長ければ長いほど、この空間に居続けなければいけない時間を長くなるということです。
これから先の人生でどれだけの時間をこういった無駄な時間に使うのか、もう一度認識すべきです。
通勤時間が短くなることによるメリット
通勤時間が短くなることによるメリットはこれまで見てきたデメリットがすべて解消されるということです。
朝遅く起きれるので睡眠時間が長くなる
まず朝早く起きる必要がなく、夜も早く帰宅できているので睡眠時間はバッチリ取れます。
これは私も経験がありますが、睡眠時間が短い人が、しっかりと睡眠をとり始めると思っている以上に普段の生活が楽におくれるようになります。
- 明らかに仕事を終えた段階でまだ体力に余裕がある。
- 疲れにくいのでパフォーマンスも上りやすい。
- 体の中にあったもやもやしたうっとおしいだるさ、元気のなさが全くなくなる。
これまでどれだけ不利な状態で生活していたのか、身にしみて感じることになります。
よく寝溜めといって休日にたくさん寝るという人もいますが、基本的に寝溜めはできません。不規則な睡眠リズムによってむしろ余計に平日の睡眠の質まで下げてしまっているんです。短い睡眠時間でなんとかやりくりしている人は、必ず体にダメージを溜め込んでいるでしょう。
知らないところで健康を害して、それが仕事に影響しているかもしれません。
働いている間しっかりと動けるように、最低限の睡眠時間を確保することはとても重要なことなんです。
自分の自由な時間が増える
どれだけ頑張っても1日24時間は人類共通のもの。
その中で例え通勤時間で1時間としても往復で2時間。こんなの貴重な時間をただ通うだけの時間に使うのは、全くの無駄。無駄な通勤時間を自分の好きな時間に使えることのうれしさは計り知れないレベル。
本来であれば当たり前のことですが、こう考えていること自体が異常なんです。
朝ゆっくり起きれれば、自分だけの自由な時間を持つことができます。
夜早く帰ることができても同じように、自由な時間が増えます。
通勤時間の無駄な時間を有効活用するべきだと思いませんか?
長い通勤時間を短くする方法
長い通勤時間を短くする方法にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
その選択肢も限られていますが、それができるのであれば、通勤時間を短縮することはできます。
仕事場の近くに引っ越す
1つは仕事場の近くに引っ越すことです。
誰もができることじゃないですが、これができるのであれば、通勤時間は確かに短くなります。
仕事をする場所がほとんど変わらずこの先何年も同じ場所で働くことになるのであれば、その場所の近くに移り住むことで通勤時間は短くなるはずです。
転勤が多い仕事や、派遣などいろいろな現場に移りやすい職種の人は、引っ越したとしてもすぐに遠い現場に通う必要になってしまうでしょう。
その場合の方法としては、どの現場にも通いやすい場所に住むか、仕事をする場所が変わらない仕事に転職するしかないです。
通勤時間のために転職するなんて大げさと思う人もいるでしょう。ここは自分の中で長期のスパンで考えて何に価値を置くかで決まります。
私は長い人生において通勤時間は全くの無駄と考えるので、そういったことのない職を絶対に選びます。
目先の事情で考えて、このまま時間を浪費するのか、人生の価値を高めるために選択するかは自分次第でしょう。
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タクシーを使う
お金に余裕がある人はタクシーを使う方法があります。
タクシーなんて無理に決まっていると思いますか?
タクシーの使い所によっては、電車とそこまで変わらない金額で通勤することができる人もいるはずです。
通勤期間を全てタクシーを利用すると、確実にお金がかかる。
でも、通勤期間の一部だけタクシーを利用すれば、費用を抑えつつも満員電車で疲労することを避けることができます。
大企業の会社の上級職の人は、タクシーや自家用車で通勤していますが、タクシーで料金を支払ってでも体力と時間を温存する選択を取っているということです。
お金を払ってでも通勤時間を減らしたり、無駄な体力を消費することを無くすほうにメリットを感じるのであれば、それを選択するのも1つの方法です。
仕事場の近くに安い部屋を借りる
本当に寝泊まりするだけのワンルームの部屋であれば、月に2~3万で借りれるような部屋もあります。
どうしても通勤が苦痛であれば、わざわざ自宅に帰らなくても近場で部屋を借りることで通勤時間と体力の消耗をなくすことはできます。
平日の間だけ通勤による無駄をなくすために近場に部屋を借りるというのも方法の一つ。
週末だけ自宅に帰るようにして、平日の間は最低限の部屋だけあれば良い人は、近くに安いアパートがないか探してみるのも良いでしょう。
家庭を持つ人の場合は厳しいかもしれないですが、独身の人は検討してみるのも意外と楽になるかもしれないですよ。
カプセルホテルで寝泊まりする
部屋を借りるのと同じ理由ですが、部屋を借りるまでもないのであれば、カプセルホテルなどで寝泊まりする方法もあります。
本当に最低限の寝れる場所だけあれば良いという人は、風呂に入れて寝るための空間が確保されているカプセルホテルのような場所を利用することで、通勤時間は短縮することができます。
遠ければ遠いほど、通勤にかかる交通費を大幅に削減することもできるでしょう。
会社がそれを許すかどうかは会社によって違うので確認は取るべきですが、そういった方法もないことはないです。
カプセルホテルのような場所で寝泊まりしてしっかりと休むことができないタイプの人にはオススメしません。
通勤時間が長いことによるデメリットのまとめ
通勤時間が長いことによるデメリットについて見てきましたが、今一度しっかりと無駄な時間を過ごしていることを認識してください。
貴重な時間を無駄にしてるんです。この時間をもっと有効に使うべきじゃないでしょうか。
言い訳するのか簡単です。今すぐに解決することができない状況にいる人もいるでしょう。
でも実際に時間を失っているのは事実です。周りの人や状況にとらわれずに、自分のために考えてみてください。
そして抜け出せる状況にいる人は、早く動けば動くほど、自分の時間を無駄にせずに済みます。