生きることに対して真剣な人ほど、悩んでしまうものです。真面目な人ほど、社会に馴染もうとして苦しんでいる。
ほとんどの人は、周りの大人が用意したレールの上を、何も考えずに歩いてきたわけです。そこで問題も起きずに、幸せに暮らしていける人もいるでしょう。
しかし誰もがうまくいくわけではないですよね。働いていて、「自分は何のために働いているんだろう?」と疑問を持った人は、おそらく幸せとは言えない状況なのでしょう。
ただし、疑問を持つ人だけが、状況を改善し、解決することで自分を成長させ、能力を発揮できるんです。
何のために働くのか?働く意味を見失ってしまった人が知るべき仕事のやりがいとはどんなものなのか?詳しく見ていきたいと思います。
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何のために働くのか働く意味を見失う理由
働く意味を見失ってしまうという言い方は、少し間違っているかもしれません。
本当はそもそも働く意味を知らないんです。冒頭で述べた通り大人が用意したレールの上をただ走ってきただけだからです。
生活のために働く人が働く意味を見失う
大多数の人が、学校に通い流れるままに就職していくわけです。その中に自分から仕事をしたいと考えることができる人の数は圧倒的に少ない。誰もが仕事をする年齢になって迫られるように仕事を選択していく。
そこに働く意味はないんです。あるとすればお金を稼ぐためだけ。生活していくためだけに仕事をしているわけです。ここが大きなポイントになります。
生活していくためだけの仕事にやりがいを感じることができるのか?
おそらくそれは無理でしょう。そこに満足感を感じることができる人は、そもそも悩むことはないでしょう。そのままお金を稼ぐことだけのために人生を費やして人生を終えるだけです。
お金を稼ぐために働かなければならないのか?
確かに自立した大人として、自分で生活していくだけの費用を稼ぐ必要があります。
実家がお金持ちで親が優しくてニートになっても何も言われず生活していくことができるのであれば、働くなくても生きていくことはできます。それ以外の人は実家暮らしをしていても働かなくてはいけない。
その場合は、社会的な立場を気にして仕事をしている部分もあるでしょう。働いていない無職という社会的な地位になることを恐れて仕事をしているわけです。
この場合も働くことの意味を見出すことは絶対に出来ない。働いてさえいれば何でもいいわけですからね。
生活していくために必要なお金は、人によって違います。本当に生きていくためだけのお金なら、働かなくても生きていくことはできます。ホームレスのように家がなくてもさまよいながら生きることはできます。
そこまで行かなくてもそれぞれの人の中で抱える常識や生きることに対する覚悟のなさ、世間体、幸せの意義、贅沢したい気持ち、など様々な理由でお金を必要とするわけです。
しかし本当にやりたいことを見つけることができれば、お金は最低限で良いはずです。どれだけ貧しい思いをしても、生活していく方法はあります。
働く意味を見つける方法
働くことに対する意味を追求した時に出てくる答えとしては、人の役に立つ仕事であればどんな仕事でも良いということです。世の中にある仕事を深く見つめれば、その構造がどうなっているのか読み解くことができるはずです。
誰かの役に立つ仕事をする
あなたの身の回りにあるすべてのものは、誰かが作り出したもの。
生活用品から家具や食べ物、家やパソコン、本に携帯、服、外に出れば電車が動いているのもお店が開いているのも車が走っているのもどんなサービスであっても誰かの役に立つために誰かが作り出している仕事のはずです。
芸能人やテレビの仕事のような人を楽しませるだけの仕事、人を運ぶタクシーや物を運ぶトラックの運転手、治安を守る警察の仕事や、学校の先生など、どんな仕事であってもそれが成り立っているのは誰かの役に立っているからです。
自分がやりがいを感じれる仕事を探す
それでも自分がやりたい仕事だと感じることができないのであれば、どこか別にやりがいを感じる仕事があるはずです。
本来であれば仕事を始めるまでにそれを見つけて、そこに向かって努力してその仕事を掴めることが理想なわけですが、今の日本社会の教育の仕組みがうまくいっていないため、それを見失っている人が多いのでしょう。
ごく一部の人間を除いて、働くことの意味を知らないまま仕事を始めるからやりがいを感じることができない。
一度働いてしまうと別の道を選べないと決めつけてしまっていることもよくないです。若い年齢であれば未経験の業界でも採用を募集している会社もたくさんあります。
新しいことを始めるのに遅すぎるということはないですよ。仕事にやりがいを感じたいのであれば、自分の人生を変えたいのであれば、飛び込んでみることをお勧めします。
まとめ
おそらく働き始めてから、働くことに悩んでいる人が大半でしょう。
本来であれば、学生時代の内に悩みを解決しておくべき問題です。
日本社会の教育にも問題はありますが、やはり自分自身が働く意味は自分で見つけたすべきです。
お金のために働くのか?人のために働くのか?
自分なりの答えを出さない限り、前に進むことができないでしょう。