定時で帰るって素晴らしいですよね。残業なんて百害あって一利なし。
残業しないで仕事を終わらせることを意識していない人は、定時までの決められた時間までに仕事を終わらすことが絶対にできない人。こんなダラダラした人達に合わせる必要は全くないんです。
定時で帰ればアフター5を楽しんで、しっかりとリフレッシュして体を休めることで、また明日頑張れるんですよね。
100%残業しないのは無理でも、できるだけ残業しないための仕事術は身につけておきたいところ。絶対定時に帰るために、理不尽なブラック企業での仕事を切り抜けるための仕事術を身につけたい。
そんな絶対に定時で帰るための仕事術とはどんなものなのか詳しく見ていきましょう。
Contents
スポンサーリンク
残業しないための仕事術とは?
残業しない人は自分から積極的に動ける人です。「今日は絶対に残業しない・・・」そう心に決めているんです。仕事の作業に対して受け身になっていては、無駄な残業から逃げることはできません。
もちろん仕事をこなすスキルの高さがあるに越したことはないですが、それよりも重要なのが仕事をするときの思考法。どうやって残業しないように仕事をすれば良いのか見ていきましょう。
逆算思考で計算する
まずは基本的なことですが、逆算思考で仕事をすることです。
その日なにをすれば仕事が終わるのかを、仕事を始める時から頭の中に入れた状態で仕事を始める。今日中に絶対やらなければいけないことをリストアップして、定時から逆算して時間割に当てはめる。これによって時間を常に意識することで、怠けによる仕事の遅れは防げるようになります。
ほとんどの人はお尻を叩かれないと力を発揮できない。スケジュールが納期に近づくにつれて焦りだして、徐々にパフォーマンスが高くなるのもそのせいですね。これは1日の作業でも同じです。自分で自分のお尻を叩くためにも、朝仕事を始める段階から終わりを意識しておく。残業しない人が必ずを行っているルーティンワークのようなものですが、基本的なことでありとても重要なことです。
先読み能力を鍛える
残業というのは自分だけの問題で起こるとは限らないですよね。特にチームを組んで仕事をしているような人は、自分だけ仕事終わらしても他の人の作業を引き受けることになることもあります。
また、チームをまとめるリーダー職や管理するマネジメントの立場ではなく、指示された作業を進めていく立場にいると、次に来る仕事がどんなものかわからないことも多いはず。
つまり待ち構えていては残業する可能性は高くなるということです。
次に来る作業はどんなものか予測できそうであれば、作業を早く終わらせて余った時間で次に支持される作業内容に少しでも取り掛かっておく。その時は直接関係ないような情報でも、長期にわたるプロジェクトを進めていく上で頭が中に入れておいた方が良い情報を今の時点で確認しておく。
何も考えずに目の前の作業をこなす周りの人達がたどり着くであろう問題点を先読みしておいて、そのために自分が今の内からできることはないか探りながら作業をこなしていく。
こういった風に、自分の作業が期限に遅れないように調整しつつも、合間で次の作業の先行投資をしていく。そうすれば、少しずつ作業貯金が貯まって、最初はきつくても少しずつ時間に余裕ができてくるようになります。
突然目の前に降りかかる作業の量の膨大さに文句を言ってるだけだと、いつまでたっても残業から抜け出すことはできません。自分から先に動いて問題を予測する力を身につければ、残業を回避する可能性は高くなるはずです。
周りの人間を動かしていく
先ほどの先読み能力と関連していますが、周りの人間を動かしていくことも重要。
問題が起こる前に上司やリーダーなどの上位職の人に、あらかじめ問題となりそうなことを認識させておく。同じチームや部署の人の進捗の遅れにいち早く気づいて、解決のために協力する。定時で帰るためには視野を広く持たなければならないです。これは1人だけ定時に帰りにくい現場であれば、かなり重要なスキルでしょう。
日頃から周りを助けていれば、自分が苦しい時に助けてもらえるかもしれませんし、チーム全員を定時に帰らせてこそプロの定時帰宅人です。
ルーティンワークは自動化する
これも基本的なことですが、毎日繰り返すような作業は必ず自動化しましょう。
毎日繰り返し行う時間のかかる作業を自動化することで得られる時間は相当大きいです。
1人の人間がこなせる作業量にも限界はありますし、自転車操業だと限界が来ます。たった5分でも積み重なれば、数時間~数十時間にもなっていきます。
事務作業でもExcelでできる自動化方法や、毎日立ち上げるソフト、勤怠入力など、仕事を行う繰り返しの作業を自動化するべきです。
自分が受けれる仕事以上の量を引き受けない
自分の能力に自信がないタイプの人であれば、周りの人の仕事を引き受けたり、問題が起こる前に作業をこなしていくことは難しいかもしれません。それならば自分が引き受けることができる量の仕事以上は、出来る限り引き受けないことも大切です。
下手にに作業に取り掛かってしまうと、作業は自分のものになってしまうので他の人が協力しようにもできない場合も多い。多少早く仕事をこなせそうでも、無理して引き受けないことが結果的に全ての仕事がスムーズに進むことにつながる。
時間が余りそうでもうまく調整しながら、次に来る作業のための準備に時間を割いて、無理して仕事をしないことも重要なスキルの1つです。
残業することによるデメリット
普段から残業時間の長い人は、自分でも無意識のうちにデメリットを受けています。残業することのデメリットについて再認識することで、抜け出したほうが良いことをしっかりと理解してください。
健康への影響
残業する時点でまずストレスを感じているはずです。
しかも毎日ですからね・・・。ストレスは目には見えないですが、イライラしたりどこか不調を感じている・・・。だるさが取れないといった体に感じるものがあれば、ストレスによる影響の可能性は高いです。
残業すると夜遅く帰ることになるので、食事のタイミングはもちろん、寝る時間も深夜帯にまでずれ込みます。でも朝起きる時間はずらせないですよね。となると睡眠時間も少なくなってまさに悪循環。
体力や精神状態が100%じゃない状態で仕事をしている時点で、もう不利な状態。この悪いループを抜け出すためにも定時で仕事を終わらせて帰ることが大事なんです。
ブラック企業であればあるほど、根性が足りないとか気合を入れろと言ってきますが、彼らは何もわかっていないですし、理解する気もないんです。もし社員が体調をくずして退職してもまた別の同じような社員を補充すれば良いだけ。
最近特にニュースなんかで過労死の問題が取り上げられたりしますが、大げさだと見ていられない人も増えています。
残業している人は注意しておいてくださいね。少しでも残業している状況はエスカレートして同じような状況にならないとも限らないです。
自分の人生の時間を削られている
毎日1時間残業したとして週に5時間残業。月の合計は単純計算で週に5時間×4週なので月に20時間仕事に費やしていることになります。
年間計算だと20×12ヶ月で240時間。240時間と言われてもイメージしにくいかもしれませんが、確実に自分の人生の時間を削られているんです。
例えばせっかくの休みの日に1~2時間やりたくないことをさせられるのって、とんでもなく苦痛ですよね。これは自分の中で休みの日は貴重な時間と意識しているからです。
これが仕事となると、途端に時間を軽く見てしまう。毎日たった1時間でも年間で240時間です。2時間なら480時間。こうやって数字にして確認するととんでもなく無駄な時間を過ごしているんです。
1~2時間の残業なら残業代も出ない人がほとんどでしょう。ずるずると仕事をしている人にひっぱられたり、周りに気を使って残業している人は、今まさに人生を無駄にしていると思った方が良いです。これじゃ海外から見て日本の仕事環境が疑問視されるのも納得するしかないです。
自分の大事な時間を誰かに削られているんだということを認識してください。
無駄な毎日残業から抜け出すための仕事術のまとめ
しなくていいような無駄な残業をしている人は、かなり多いです。そんな残業から抜け出すための仕事術についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
残業がないだけで自分の時間がかなり増えるんです。仕事帰りに好きなことをしたり、早く家に帰ってゆっくりすることもできます。
仕事をする上で、普段意識できていないようなことがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
これまでと違った仕事の進め方をすれば、残業は減らせるはずです。残業が減るということは仕事を進める能力がアップすることにつながるので、評価も高くなるでしょう。
毎日の残業が無駄だと認識して、自分から変えていかないといつまでたっても労働環境は変わりません。
残業の悪質さをしっかりと理解して可能なかぎり残業しないようにしましょう。