職場のいい人がどんどん辞めていく会社。
なんで会社を辞めたのか詳しい事情が分からないけど、そんな状況だと自分もなんだか不安になりますよね。
どんどん人が辞めていくのは会社に問題があるサイン。
何も考えずにそのまま働き続けていると、自分にもその被害が及ぶ可能性があるということ。
このままこの会社で働いていいのかな・・・。
そんな疑問を持つ人のために、人がどんどん辞めていく会社で働き続ける危険性について詳しくお伝えしていきたいと思います。
Contents
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優秀な人材ほど早く辞めていく理由
優秀な人材ほど見切りが早い
会社の中で人が辞めた時、どんな人が辞めたかをしっかりと見極める必要があります。
あまりにも仕事ができなくて、会社に貢献できていない人であれば、その人に問題があります。しかし、ものすごく仕事ができて会社の業績に大きな影響を与えている人が辞めるとなると、話は別です。
「あれだけ優秀な人が辞めるなんて・・・」
「うちの会社って、もしかしてヤバイ・・?」
社内でもそんな噂が立っているようであれば、会社自体に問題がある可能性が高いです。
- 明らかに仕事の効率が悪いのに、古いやり方にこだわって変わろうとしない・・・。
- 誰も仕事の責任を取ろうとせず、責任を押し付け合いながら仕事をしている。
- 残業が当たり前で、スケジュールに最初から残業が組み込まれている。
- いくら仕事が成功して事業がうまくいっても、昇給がなく給料に全く反映されない。
- 対立している競合企業の製品やシステムを、まるごとパクって、自分たちで何も開発していない。
- 上層部の人間で、会社の利益を囲って、下で働く人間に還元する気がない。
- パワハラ上司が、職場で部下に嫌がらせしていても誰も止めない。
挙げ始めればキリがありませんね。
いい人が会社を辞めた理由が、よくわからないような状況であれば、なおさら危険です。自分が尊敬する上司や同僚が辞めたのであれば、自分も今後、同じような状況に置かれる可能性もあるということ。
元々、会社に不満があったなら、自分も同じようにどこかで見切らなければいけないことを意識しておくべきです。
⇒できる人ばかり辞めていく会社が研修費用を出すようになったら、さらに退職が加速したというお話
優秀な人材は権力主義の会社に従わない
実力主義の会社であれば、優秀な人間がどんどん昇進していきます。
しかし、権力主義の会社は、優秀でなくても昇進できるのです。
裏工作がうまかったり、上司にごますりして人間関係によって昇進することで、上司としての地位を得た人間がいると、本当に優秀な人間と衝突することになる。本来であれば自分より優秀な人間を上に立たせることで、事業はさらに発展し、会社に利益をもたらすはずです。部下たちも働きやすくなるでしょう。
しかし、個人の利益を優先させて、自分の立場を守ろうとする無能な人間がいれば・・・。
優秀な人材が見切りをつけて辞めていくのも仕方がないでしょう。
1つの会社にこだわらない
優秀な人材は、1つの会社にこだわらなくても、すぐに別の会社に転職することができます。
そもそも会社に入社した時点で、その会社で生涯働くつもりもないんです。
嫌になればすぐに辞める気満々で、常に別の会社や業界に対する情報収集をしている。
不満がなくても、条件の良い会社があれば、移ろうと考えているんです。
これは何も悪いことじゃないですよね。
自分の人生でやりたい仕事があったり、もっと給料を稼ぎたい。
そのために会社を変えることは、何も悪くありません。
むしろ、自分の労働価値を存分に発揮しようと考える、優秀なビジネスマンと言えます。
逃げ道を知っている
自分の能力に自身のない社会人の人が多いですね。
たとえ能力がなくても、考えることができる頭の良さを持っている人はいます。
抜け道を知っていて、自分の身にヤバイ状況が近づけば、すぐにでも逃げることができる。
一見すると、嫌なことから逃げているように見えますが、逃げることは何も悪くないことです。
馬鹿げた仕事や会社、上司なんかに無理に付き合う必要なんてないですからね。
奴隷気質な人は、我慢してこそ仕事だと考えがちですが、それは間違っていますよね。
自分にとって働きやすい職場で働けたほうが、良いに決まっています。
そのために、新しい選択肢を探して、今の仕事を辞めることは、頭の良い優秀な考え方と言えるでしょう。
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いい人がどんどん辞めていく職場の特徴
離職率を公表していない
離職率を公表していない企業は、かなり怪しい企業と言えます。
たしかに会社にとって離職率を公表することは、リスクです。
しかし、あえて公表することで、退職者が出た事実と向き合っている姿勢を見せていることは評価できるポイントです。
実際にどれだけ人が辞めているかわからない会社は、平均よりも離職率が高い傾向にあります。
離職率とは?
ある一定の期間を区切って、入社と退職の割合を求めた比率の指標。
短期間での離職者が多い場合や、勤続年数の長い労働者の大量解雇など、その詳細データを見ることも重要なポイントになります。
会社の体制に変化がない
優秀な人材が辞めていくのに、会社が何も対応しないとなると、かなりおかしい状況です。
会社としても、人が辞めた時にどんな対応をとっているかが重要になります。
仮に、上司や役員が、「単純に辞めた人に問題があっただけ」としか考えていない場合。
「根性のないやつだったなぁ・・・」
「仕事ができないなら仕方がない・・・」
「こんなに働きやすい会社はないのに・・・」などと、会社に問題があることを認めようとしない。
こんな会社は長く続かない会社です。
優秀な人材を見極められないというのは、会社の存続に大きく関わる問題です。
どんな会社でも業績を上げていくためには、会社一丸となって自分たちの会社の問題点を改善し続けなければいけない。
このことに気づけていないのです。
長年勤めた人間が辞めていく
会社に5年以上勤めている人がどんどん辞めていくのであれば、かなり危険な状態と言えます。
入社して3年未満であれば、仕事が合わないなどの理由で悩んでいて別の会社に転職しようと考えた可能性があります。
しかし、5年以上続けたとなると、仕事の内容というよりも会社に問題があることで悩むケースが多いんです。
最も多いのは給料の問題。
5年間も働いたのに、昇給が全くなくなくてボーナスもゼロのまま。30代を越えて年収が300万未満だとこれから先のことを考えて、もっと稼げる会社に転職することを考えるのは自然なことです。
中小企業の規模の会社なら、会社が安定して定年まで存続しているかどうかも分からない。ある日突然会社が倒産したり、業績の悪化からリストラされる可能性もある。
それなのに現時点でも稼げていないとなると、優秀な人間ほど別の会社を選択することを考え始めるのです。
自分の人生ですからね。自分を一番優先して行動を起こさないと、将来の安定を勝ち取ることはできません。
⇒ボーナスが出ない会社は転職すべき!賞与なしの会社のデメリットとは?
採用と退職の比率が合っていない
会社の規模によっても人が辞めていく数の多さは違います。
例えば毎年100人新しい人を採用するような大きな会社の場合。100人も採用すれば、そのうち1人は辞める人間がいてもおかしくありません。
しかしこれが3人しか採用しない会社であれば話は違ってきます。
毎年3人雇っているけれど、これまでやってきた人の中から毎年1人辞めているとなると、やめている人数としては多すぎます。ここ最近の数年間で、人の入れ替わりがかなり激しく、自分が入社したころからかなり鎮西が入れ替わっているのであれば、本当に注意すべきです。
会社は人が変われば大きく変わってしまう。そのことはしっかりと意識しておくべきです。
会社の人事に疑問を持ったなら転職を考えるべき
自分自身会社に不満を抱いていてる。給与も低いし、職場の環境もそこまで良いわけじゃない、仕事も楽しくない。もしそういったような状況なら、転職をすることを視野に入れるべきです。
自分が働いている会社をもう一度客観的に見つめ直してみてください。世の中にある数を多い会社から判断して、どうなのか?もっと他にいい仕事があるんじゃないのか?
もっと働きやすい会社があるような気がする。そう思ったなら、できるだけ早く行動を起こすべきです。
楽な仕事を探したい方はこちらを参考に。