社会人として働き始めてまだ2年目という経験の浅い社会人。しかし、そんな人でも仕事が自分に合っていないと感じていたり、会社での人間関係や厳しい労働条件などを理由に、会社を辞めたいと考えることはあるはずです。
入社2年目であれば、おそらく25歳前後の年齢。働き始めたのが遅かったとしても20代後半のはずです。
20代の転職であれば、まだまだ可能性は残されています。新卒で入社してから2年目ということであれば、第二新卒の期間中ということにもなります。
今回は、入社2年目で会社を辞めるのは早すぎるのかについて、お伝えしていきましょう。
スポンサーリンク
半年で転職を決断する人もいる
入社2年目で転職することが早すぎると悩んでいるかもしれませんが、入社してから半年以内に転職する人もいるんですよ?
そう考えれば1年間同じ会社に勤めたことは、素晴らしいこと。
悩みながらも、ある程度の期間は我慢して様子を見てみようと判断したのでしょう。一度就職した会社を辞めるとなると、誰もが悩むはずです。
入社2年目で退職するメリットは、短期離職には該当しないこと。
早ければ入社して1ヶ月以内に辞める人もいます。入社して1ヶ月で辞めると転職活動でかなり不利になります。職務経歴を見た面接官から短い期間で辞めた理由を問われるでしょう。
それに比べて1年間という長い期間を勤め上げたのであれば、その会社を見極める期間として明確な理由になります。
退職理由も説明しやすいはずです。
30歳までなら転職しても問題はない
私もこれまで色々な会社を渡り歩いて仕事をしてきました。年上の人と仕事をする機会も多かったですが、その中で転職経験者は半数以上もいました。そこで聞いた話は、どんな人に聞いても30歳までなら仕事はいくら変えても良いということでした。
もちろん早い段階から仕事の経験を積めば、仕事の能力が高まることでしょう。しかし会社での評価基準はそこまで大きな差はありません。20代であればまだまだ若い年代。給与面でも、30代で中途採用された人の方が役職が高いため、そこまで年収が期待できるわけでもありません。
むしろ転職によってキャリアアップを重ねる方が、高い年収を期待できる部分も大きいです。
転職ということで、仕事ができない人間、社会に適合することができない人材と、マイナスな考え方をしてしまっている人もいるかもしれませんが、それは違います。
転職を成功させることができれば、今の不満がある状況から抜け出せて、楽しく仕事をすることができるでしょう。労働条件も改善されて、給料がアップする可能性も十分考えられます。
楽な仕事を探したい方はこちらを参考に。
第二新卒期間中であれば急ぐべき?
新卒入社した人で社会人2年目ということであれば、第二新卒の期間中ということになります。
学校卒業してから3年未満での退職は、第二新卒での応募が可能。今の仕事に不満を感じているのであれば、そのまま勤め続けてもいずれ会社を辞めたくなるでしょう。どうせ辞めることになるのであれば、決断は早い方が良いです。
そして第二新卒を利用することで、より条件の良い会社に入社する可能性が高くなります。
大手企業でも第二新卒での採用に力を入れているところは多いです。
退職理由が明確で、筋が通っていれば今の会社よりも条件が良い会社に転職することができる可能性も高い。第二新卒期間から外れてしまうと、転職活動者のライバルが大幅に増えることになります。競争が激しい中で転職活動をすると、それだけ難易度も上がってしまう。それならばできるだけ早く決断して行動する方が、条件が良い会社が見つかることでしょう。
第二新卒対象者の方におすすめのエージェントはこちら
⇒第二新卒での早期転職を成功させる転職エージェントの選び方!
退職理由は自分の中でも明確にしておくこと
転職活動を行う上で、退職理由は非常に重要になります。どの企業に応募したとしても必ず聞かれる質問です。それだけ採用する側としても、求人対象者を判断する大きな材料になるということです。
社会人2年目で辞めた理由が、「なんとなく自分に合わないと思った」という曖昧な答えでは、内定を取ることができないでしょう。
最初に入った会社は最低でも3年間を続けるべきと言われています。中途半端に仕事を辞めてしまっては、何も身につかない。しかし、短い期間で辞めることはデメリットだけではありません。早く決断することで無駄な時間を過ごさなくてよいですし、それだけ次の道で経験を積むことができます。そこに対してしっかりと理解していることを伝えなければいけないということです。
採用する担当者としては、また同じ様に会社を辞められることを恐れている。そこに対して、仕事に対する姿勢や、簡単には会社を辞めないことがわかることを伝えることができれば、内定を取ることができるでしょう。仕事に対する真剣さを問われていると思って下さい。