証券会社の営業の仕事は、一般的に高給取りの仕事になります。年収1000万を超えるのもザラで、20代という若い時期から高い年収で稼ぐことができる仕事。
しかし、その分営業職の中でも成績をしっかり出せないと収入が得られない、いわゆる歩合制の営業職。そのことで悩んでいる人もいるんじゃないでしょうか?
内定さえ取ることができれば、後はエリート街道まっしぐらと思っていた。
でも、実際に入社してから仕事を始めてみるとそのギャップについていけず、思ったように成績を伸ばせない営業マンもいます。証券会社の仕事は、営業職の中でも飛び込み営業がほとんどになります。
つまり新規開拓を狙うために、毎日新しい顧客に出会って、案件をとらなければいけない仕事です。
これがきついんですよね・・・。新規開拓の営業職って本当に辛い仕事で、嫌になって仕事を辞めてしまう人も多い職種。そもそも仕事内容に最初から無理があるんですよね。
今回は、証券会社の営業がきつすぎて辞めたくなる理由に迫りたいと思います。
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証券会社の営業の大変さと辞めたくなる理由
証券会社以外の飛び込み営業の職は、例えば保険業界だったり不動産業界などにもあります。
しかしどんな業界でも、新規開拓の営業の仕事は辛いものです。逆の立場になって考えるとよくわかりますが、仕事をしているところに関係ない話を持ちかけられても、基本的には邪魔でしかないですよね。
飛び込みてる時点ですでに怪しいですし、そんなに暇じゃないんです。中には厳しい対応をしてくる人もいますよね。それを毎日続けるわけです。毎日怒られたり怯えたりしながら、生活しているとさすがに精神的に参ってしまうのも無理はありません。
新規開拓の営業職は離職率が高い
飛び込み営業をしている人は仕事を辞めやすい。新規開拓の営業職は離職率が高いんです。
あなたが会社を辞めたいと思っている気持ちは、むしろ自然なもの。よくここまで我慢できましたね。体育会系の人にありがちな無神経さがなければ、とてもじゃないですがこの仕事はできない。
どちらかと言うと控えめでおとなしいタイプの人は、飛び込み営業よりも別の営業の仕事に転換した方が絶対に良いんです。
証券会社のリテール営業のきつさ
証券会社の中でも、リテール営業を対象に回っているひとは、相当きついはずです。
まず数自体が圧倒的に多いですし、大手と違って対応もまちまち。もちろん人の質も読めないんですよね。
しかしノルマは決まっているわけです。業務時間内に終われそうになければ、もちろん残業もしなければいけない。場合によっては、休日出勤もしているんじゃないでしょうか?
それでも結果が出せないとなると、精神的に追い込まれることになります。
電話営業でダメなら直接相手のところまで訪問しなければいけない。自分なりにやれることは全て出し切ったとしても、成約に繋がるかどうかは別問題です。かけた時間と成果が見合っていなければ、今度は上司に詰められる。
逃げ場がなくて一人で悩んで退職を選択する人が多い職種なんです。
ノルマに対する社内でのプレッシャーに耐えきれない
営業の仕事は、全国の支店ごとに成績表が張り出されるほど、社内でも競争させようとします。ランキングの上位にいる人たちを褒め称えるだけに、成績表を打ち出していると思いますか?会社という組織でそんな無駄なことはしません。
どちらかと言えば成績不振な人材に対して、詰め寄るための素材でもあるんです。しっかりと成績を出している人からすれば当然で、何も実績を出せていないのにおこぼれの給料をもらう奴は、邪魔以外の何者でもありません。そうなれば、成績を出せない人に対する当たりは、どんどん厳しくなっていきます。
個別に呼び出されて怒鳴られたり、実際の営業の様子を監視されてダメだしされたりと、ただでさえ社外の人にもよく思われていないのに、会社に戻ってからもプレッシャーをかけ続けられる。とてもまともな仕事じゃないですよね。
証券業界の情報も収集し続けなければいけない
証券業界は、情報が常に更新され続ける業界です。
世界情勢なんかも関係したりしますが、最近だと仮想通貨のとの兼ね合いもあって、必要とされる知識もさらに増えている状態です。
もちろん営業職として、知らないわけにはいかないので、常に情報を仕入れておく必要があるわけです。
これももちろん業務の一つなわけですが、どう考えても時間が足りないですよね。
労働時間に対する自分への見返りが見合っていないと感じても、仕方がないほどの激務になり得る仕事です。
おすすめできない商品を顧客に提案しなければいけない
営業として顧客に提案する立場なので、商品の中身についてはもちろん詳しいわけです。
その中には顧客が要求するものにマッチングしない商品もあるわけですが、会社同士の関係上、やむを得ず顧客に提案しなければいけない事情もあります。
自分としてはお勧めできないような商品を、売っていくわけです。
本来の仕事としては、お客様に喜んでもらえるものを提供したいですよね。
この部分は、仕事として割り切れるのかは、人によるでしょう。
精神的に耐えられない人は、そういう仕事を続けることはできないのです。
証券営業のスキルは他で活かせる
証券マンとして上手く成績を残すことができなかったとしても、その仕事に携わっていたことが大きなメリットになります。
そもそも就職する時点で厳しい競争をくぐり抜けた優秀な人材。他の会社からすれば、今すぐ一緒に仕事をしたい人材なんです。
厳しい営業の仕事で揉まれて、体力面でも精神面でも鍛えられた営業マンは、他の業界であればすぐに活躍することができます。新しいことを覚えるのも他の人よりも優秀な分、すぐに他の社員に追いついて仕事をこなすことができる。
そんな証券マンの営業の仕事をやっていたメリットがあるんです。これは無駄にするのはもったいないです。
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証券営業の仕事を活かせる業界や会社の探し方
営業職なら直接人と合うほうが肌にあっていますよね。転職活動でやってしまいがちなのが、リストを上から眺めて順番にアプローチしていくやり方。
たしかに営業の仕事も、リストを上から順番にこなしていく仕事だったかもしれませんが、それは飛び込み営業だからです。それを転職活動でも同じやり方をしてしまうと、あまり効率は良くない。
それよりも転職に関するプロと話しながら情報をもらって転職活動する方が、あなたにマッチする会社や仕事を見つけやすいんです。文字や画像だけの情報だと細かい部分までわからないので、実際の印象とかなり違っていたということも多い。それよりもエージェントの担当さんと一緒に探りながら情報を詰めていくほうが、手間がかかって遅いようで実は早いんです。